2012年10月27日土曜日

観光裸(かんこーら)幕

あっと言う間に終わってしまいました、ぐうたららばい第一回公演、観光裸(かんこーら)。

お客様、どうもありがとうございました。

関係者の皆様、お疲れ様でした。

遠くから想ってくださった方々も、ありがとう。

自分にとっても大切な作品になりました。

唯一の心残りは、このブログをいまいちパワーアップできなかったことです。

悔しいので、ぐうたららばい今後の予定ありませんが、こそこそ、ここでブログ書けたらと思ってます。

次は羽衣ライブです。

2012年10月22日月曜日

公演のご案内

※こちらの記事は公演終了までトップに表示されます。最新の記事は一つ下になります。



 女優の深井順子が主宰するFUKAIPRODUCE羽衣(以下、羽衣)の座付作家・演出家・糸井幸之介。彼がこのたび、個人ユニット「ぐうたららばい」を旗揚げし、初の京都公演に挑みます。

 糸井は、劇作・演出だけでなく、美術も音楽も自身で手掛ける、マルチな才能を持つ気鋭のクリエイター。来年1月に東京芸術劇場で上演される『100万回生きたねこ』では、戌井昭人(鉄割アルバトロスケット)、中屋敷法仁(柿喰う客)と共同脚本を手掛けるなど、今後の活躍が期待される演劇人の一人です。その手法は、“中央線的”とでも言いましょうか、無骨で大胆でどこかアナログなのだけれども、温かで確かな手触りがあり、現代人の乾いた心を優しく潤してくれるのであります。
 糸井作品は、男と女を軸にした大きな物語の中に、複数の断片的なシーンを入れこむ、オムニバス形式で上演されるのが通常です。言葉遊びを用いた繊細な言語感覚と、その言葉の響きとに感情のうねりを織り交ぜた力強いメロディーは、観客を“物語の解釈”という呪縛から解き放ち、恍惚の世界へといざないます。また、歌そのものの魅力も高く評価されており、恒例の「羽衣LIVE」では、演劇とはまた違ったパワーで観客の心をわしづかみにしています。
 糸井が描き出すのは、語弊を恐れずに言えば、愛と生命の持つ“力”そのもの。愛から始まるエロス、エロスから誕生する生命……。作品には、そんな“生”に対する叫びが詰まっています。だからこそ、観終わった後すぐ、愛する人のところに走りたくなる、理屈抜きにただ抱き合いたくなる……。そんな演劇って、ほかにはなかなか思いつきません。
 今回上演される新作『観光裸(かんこーら)』は、京都に不倫旅行中のアダルトカップルが、酔い覚ましに忍び込んだ廃校で愛を語らい始める物語です。演じるのは、ハスキーボイスがセクシーなFUKAIPRODUCE羽衣の日高啓介と、小劇場から商業演劇まで幅広い舞台で活躍する内田慈。日高は、声の中に男の侘び寂びや色気を感じさせる、豊かな表現力を持った俳優です。糸井も厚い信頼を寄せており、羽衣公演では重要なシーンでのソロを任せられることもしばしば。対する内田は、安定感のある伸びやかな歌声と、愛らしさと大人っぽさが同居するフェミニンな容姿が魅力。井上ひさし追悼公演『黙阿彌オペラ』や『サイケデリック・ペイン』など大舞台でも歌唱経験がある実力派で、羽衣には『愛死に』(10年)に出演しています。
 そんな彼らが芝居と歌で絡み合う、二人芝居『観光裸(かんこーら)』。観たら1度以上、体温が上がること間違いなし! 演劇ファンも音楽ファンも、愛する人がいる人もいない人も、観なきゃソンソン。東京の羽衣ファンも、「京都でしかやらないなんて~」とか拗ねてないで、みんな京都に行けばいいじゃない! 

文=熊井玲


ぐうたららばい vol.1  『観光裸(かんこーら)

“妙ージカル“と称する唯一無二の音楽劇を創造するFUKAIPRODUCE羽衣の作・演出・音楽を担当する糸井幸之介が個人ユニットを立ち上げました。


今秋、KYOTO EXPERIMENT 2012フリンジ“PLAYdom↗”で初お披露目いたします。
ユニット名“ぐうたららばい”の名の通り、ぐうたらな大人へららばいをお届けするべく、
“静かなミュージカル”という新たなスタイルに挑戦します。
しっとりとじっとりと大人に向けた、囁き声と吐息による音楽劇にご期待ください。

公演期間
 20121018()~21日(日)

タイムテーブル
 10月18日(木)19:30
 10月19日(金)18:00
 10月20日(土)19:30
 10月21日(日)18:00

※時間は開演時間です。受付開始は開演の30分前、開場は20分前からになります。
★終演後、フリンジ“PLAYdom↗”のコンセプトを手がける演出家 杉原邦生さんと糸井幸之介によるポスト・パフォーマンス・トークがあります。


会場
チケット
 前売り/当日 2,000円   
 ぐうたららばいチケット予約フォーム

出演者
 日髙啓介(FUKAIPRODUCE羽衣) 内田慈

あらすじ
京都に不倫旅行中のアダルトカップル。
河原町の小洒落たレストランでワインでも飲みすぎたのか、ちょっと酔っぱらってしまった。
酔い醒ましに夜の散歩をフラフラいちゃいちゃ、、、ふたりは廃校になった小学校に忍び込む。
どうしようもないやさしさと、どうにもならないこれからしかないふたりは、
教室の中、子供のように遊びながら、遊びのような心中をする、、、

スタッフ
 作・演出・音楽 糸井幸之介
 照明 松本永(Fantasista?ish.
 制作 大石丈太郎 坂田厚子
 企画・製作 ぐうたららばい
 企画・共催 KYOTO EXPERIMENT

 


糸井幸之介(いといゆきのすけ)プロフィール
日本大学芸術学部在学時に劇団劇団を旗揚げ。以後、劇団劇団の全作品、解散後は女優深井順子により創立されFUKAIPRODUCE羽衣の全作品の作・演出・音楽・美術を担当。
演者が歌い踊る、短いシーンの連続で構成される独特の作風を「妙ージカル」と称し、特に劇中で多用されるオリジナルの楽曲は、韻を踏んだ歌詩と耳に残るメロディーで高い評価を得ている。
07FUKAIPRODUCE羽衣『よるべナイター』にてサンモールスタジオ最優秀演出賞を受賞。11年にはホリプロ/東京芸術劇場主催『100万回生きたねこ』の脚本を一部提供するなど、活動の幅を広げている。12FUKAIPRODUCE羽衣『耳のトンネル』にてCoRich演劇まつり2012!でグランプリ受賞。

2012年10月12日金曜日

台本できた

脱稿、完本、色んな言い方がありますが、台本ができました。

当初の予定より2か月ほど遅れました。

これはもう、書くのが遅いというより、予定を立てるのが下手ということでしょう。

先日カラオケボックスで稽古をしました。

受付で名前と年齢を書くのですが、自分の年齢を間違えました。

自分の年齢も把握してない人間が、人を思いやれるでしょうか?

先日は破れたパンツを気づかずはいてました。

髪の毛もだらしなく伸び、羽衣の寺門さんには山下達郎と呼ばれています。

あ、山下達郎さんがだらしないという意味ではありません。

とにかく、シャキっとしなきゃいけません。

眼鏡買いたいです。

フレームが折れてしまいました。

100均で老眼鏡を買ってきて、レンズを外し、そのフレームに接着剤で元の眼鏡のレンズをくっつけて使ってます。

フレームとレンズの形が違うためどうしてもちょっと離れてしまう部分ができるのですが、そこは紙粘土で埋めました。

勤め先の会社も潰れるそうです。

2012年10月1日月曜日

稽古の夢は夜ひらいたり、昼夜ひらいたり

先日は、アダルトに、21時から稽古をやった。
実家の小さな部屋に、俳優二人と、照明の松本さん、制作の丈くん、そして僕と、ギューギュー詰めだ。
やっぱり小さな部屋なので、ほとんど動けない稽古になってしまう。が、しかたない。
僕は、目を閉じて、耳だけで、稽古したいくらいのタイプなので、ちょーど良い。

とか思ってたけど、今日は昼夜と長い時間、家の部屋じゃなくてちゃんと稽古場で稽古できた。
長い時間の稽古って素晴らしい。
そして、あたりまえだが、ちゃんと動ける広さがある稽古場って素晴らしい。
ちゃんと動いて稽古するのは今回初めてだったので、色々発見した。
ともかく、ひだかさん、と、ちかちゃん、が、チャーミングになりそうな、気配を感じることができた。

帰りは台風の中自転車漕いだけど、良い気配を感じられたからご機嫌でした。
台本は、いくら書いても機嫌なんて良くならないけど、稽古は、ちょっと良い気配あっただけでご機嫌になれる。

2012年9月18日火曜日

稽古は続くよ

先日は内田さんも稽古にやって来た。
今回の芝居は、基本的に、能天気に、一組の男女がいちゃいちゃしている話なので、実際に男と女で稽古してみると、中々にこそばゆい。
しかし僕が内田さんの代役をやって、日高さんと男同士で男女のいちゃいちゃ台詞を読み合わせしていた時の気持ち悪さから一転、華やかになった。
女性は素晴らしい。

そしてへんてこな歌の練習。
へんてこだけども、最終的にはロマンティックになって、悲しみも滲むと良い。

なにはともあれ台本を書き進めなきゃいけない。
でも実際に俳優さんと接してみて、感じをちょっと掴んできた気もするので、書くスピードがアップすると思う。
だって今回の芝居の登場人物は、ひだかさん、と、ちかちゃん、だから。

2012年9月8日土曜日

稽古二回目

昨日の稽古は妻と息子が留守だったので、日高さんとうちでやった。
途中から制作の丈くんが来てくれて、稽古終わってそのままうちで飲んだ。
日高さんが高級焼鳥を持って来てくれた。
二人ともご飯をおかわりしてた。
日高さんはお酒を飲んで顔が赤黒くなってた。
無事帰れただろうか。

稽古は微妙なトーンやリズムを探る作業をしている。
早く台本書かなくちゃ。

2012年9月5日水曜日

初稽古

昨日は観光裸(かんこーら)初稽古をした。
今回のお芝居は、男女の二人芝居なのだが、女優の内田さんが現在他の公演の本番中のため、日高さんとふたりで稽古した。
場所は僕の実家の僕の部屋。
観光裸(かんこーら)は、叫んだりドタバタしたりしない、しっぽりとした芝居なので、普通の家の小さな部屋でも稽古できるのだ。羽衣では考えられない。
僕が内田さんの役をやって、今書けてるとこまで日高さんと台本を読み合わせてみた。
しっぽりとした、男女の色っぺー芝居のため、男同士で読んでると妙な気分だ。照れくさい。
しかし、実際俳優さんに声に出して読んでもらうと、一人で頭の中で考えて書いてた時以上に色々発見があり楽しいものである。

手応えは、なかなか良い。
このムードは他にないって感じがムンムンする。
と、楽観的に調子に乗りつつ、台本を書き進めたいと思う。